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2012年2月 8日 (水)

AKB48高橋の母逮捕略式起訴の件/主要メディア一切報道せず!

 2012年2月16日号の週刊誌『週刊文春』がスクープした、AKB48高橋みなみ(20)母の淫行容疑逮捕の件。
 先に触れておくと、これまで週刊文春は、AKB48のネガティブ的マイナスイメージを記事にして発行部数を伸ばしているという経緯がある。

 その後の主要メディアの動向として、時事通信社、日本経済新聞などがこの件を報道していたが、各テレビキー局ワイドショーやスポーツ紙では一切報道されていない。

 AKB48を使えば、視聴率もある程度取れ、AKB48のグラビアや特集記事が単発もしくは継続的に掲載されている週刊誌、月刊誌は売れ、スポーツ紙も選抜総選挙やじゃんけん大会の特集のほか、AKB48関連の記事を載せるだけでその分上乗せで部数を伸ばせるという事実がある。

 つまり、今のAKB48は手っ取り早く金になるツールなのである。

 秋元康氏の政治的な根回しも抜け目がない。
 これは、数年前から周到に準備されたものだ。
 例えば、日本一の芸能スクープ誌『フライデー』がその典型だ。

 以前、フライデーの2010年7月9日号に、AKB48側からすると消し去りたい元メンバーのヌードグラビア記事が掲載された。
 おそらく、その教訓から今後の事を考え、秋元氏はフライデーを取り込もうと考えたのだろう。
 その後のフライデーには、AKB48の特集記事やグラビアが頻繁に掲載されるようになり、フライデーの部数発行にAKB48が大きく貢献している。

 つまり、秋元氏が積極的にフライデースタッフと絡む事によって、フライデー側としては、単発的にAKB48にとって不利な記事を掲載するよりも、継続的に好意的な特集記事やメンバーの連載、グラビアを掲載する方が大きな利益になると考えたのだろう。

 それは、秋元氏にとってはAKB48の不利な情報をフライデーによって記事にされない様に、また、フライデー側にとっては、AKB48にとって不利な記事は書けなくはなったが、引き替えに、他の雑誌社よりも優先的に継続的にAKB48のスケジュールを回してもらえる様になったという背景が見えてくる。

 それとは全く逆の立場を取っているのが、今回の件をスクープした『週刊文春』だ。
 以前から週刊文春は、某AKB48メンバーが、AKS(AKB48とSKE48運営会社)の窪田社長と親密な付き合いをしているなどの記事を掲載するなど、AKB48にとっては今現在も敵対関係にある週刊誌である。

 AKB48とフライデー、週刊文春だけの関係性を見ても分かるように、各メディアは、AKB48側かアンチ側かに分かれて、それぞれがAKB48の恩恵にあずかっている。

 今回の件で、スポーツ紙を始め各テレビ局、主要新聞社等での報道が目立たないのは、各メディアが、今のAKB48は金になり、今は敵に回したくはないと考えているからだろう。

 一部ネット上では、秋元氏の力が絶大過ぎて、各メディア関係に緘口令かんこうれいが敷かれているとも言われているが、実際のところ、リアルタイムで動く現代のメディアには、一権力者の緘口令など皆無である。
 要は、どう動けば一番得で金になるのかを今のメディアは考えているからだ。

 そんな背景の中、どちらにもついていない、秋元氏としがらみのないメディアである時事通信社、日本経済新聞などはこの件を淡々と伝えている。

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