セナ亡き後、F1界を背負う使命を見事に果たしたシューマッハ!2007年シューマッハが去ったF1界でのアロンソの真価が問われる!
94年、一時代を築いた音速の貴公子セナからその座を受け継いだ皇帝シューマッハ。
シューマッハは、91年ベルギーGPで予選7位という衝撃的なデビューから、プロストやセナ、マンセルといった歴代のワールドチャンピオンに対して、若さ溢れるアグレッシブな走りでレースを仕掛け、表彰台に上がり続けてきた。
しかしそれ故に、ドライブスタイルが荒いとセナにこずかれた事さえあった。
シューマッハ自身、若さがもたらす言動から、そんなセナを批判をした事もあった。
その結果ファンの目は、F1を長く走ってきたセナの方を向き、若いシューマッハは自然と悪役になっていく。
94年もその傾向は続いていた。
そんな中でのセナの事故
。
シューマッハは、記者会見の席で人目も憚らず男泣きした。
そして、セナがあまりにも衝撃的にF1界を去ってしまったため、絶対的なドライバーがいなくなり、F1界からのファン離れが懸念された。
しかし、それを食い止めたのはシューマッハだった。
94年、95年と連続してワールドチャンピオンを獲得。
26歳という若さで、早くも2度のワールドチャンピオンを獲得し、新たな絶対的なドライバーに急速に成長したシューマッハは、離れかけていたF1ファンを一気に惹きつけた。
若きシューマッハは、セナという偉大なドライバー亡き後、ファンの期待を裏切らずF1界を今まで引っ張ってきた。
それと同時に、F1ドライバーとしての品格や経験を積みながら。
その光景はまるで、今の若きアロンソと、セナ以降F1の代名詞となっているシューマッハとの関係にシンクロする。
2005年、史上最年少でワールドチャンピオンを獲得したアロンソは、その勢いで2006年、公然とシューマッハを批判しそして挑発、それに対し、レースで静かにその姿と結果を示してきたシューマッハ。
2006年シーズン初め、シューマッハの引退説がF1界では囁かれていたこともあり、それに同調したかの様に、各国メディアやファン(フランスとスペイン以外)は、シューマッハへ注目し期待を寄せるようになっていた。
2006年、仮にアロンソがワールドチャンピオンになれば、25歳という若さで、早くも2度目のワールドチャンピオンを獲得する事になる。
それは当時のシューマッハよりも、1年早く達成する事になる。
シューマッハがF1界を去った後、果たしてアロンソがその後継者になれるのか?
今のアロンソが、仮に他のチームに移籍した時、ワールドチャンピオンになれるのか?
シューマッハは、95年ベネトン・ルノーで2度目のワールドチャンピオンを獲得後フェラーリに移籍しているが、3度目のワールドチャンピオンを獲得するまでの4年間、そのタイトルから遠ざかっている。
96年から99年までの各シーズンは、低迷するフェラーリの再建とマシン開発に時間を費やした為だ。
しかし、その後5連覇している。
低迷するチームを一から建て直し、その後5連覇するシューマッハの政治力とマシン開発に関与できる豊富な経験、そしてF1ドライバーとしてのセンスの良さ。
シューマッハがいなくなり誰がチャンピオンになっても可笑しくない2007年、アロンソの真価が問われる。
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